ESXi上のSoftEtherVPN検証環境構築【VPNサーバの初期設定】
「SoftEther VPN Server」をCentOSにインストールしたので、設定が難しいと思われる方が多いですが、「SoftEther VPN Server」の設定は WindowsPCにインストールした「SoftEther VPN Server Manager for Windows」から簡単に設定ができます。
SoftEther VPN Serverの初期設定
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SoftEther VPNの「新しい接続設定」
・「SoftEther VPNサーバ管理マネージャ」を起動する
・「SoftEther VPNサーバ管理マネージャ」TOP画面 - 「新しい接続設定」クリック
・「新しい接続設定の作成」画面 - 下記の情報を入力 - 「OK」クリック
・接続設定名(他のVPN接続と識別できる名前にしておく)
・ホスト名(名前解決できるホスト名またはIPアドレス)
・443(その他992,1194,5555から選択)
※FW,IPTABLESで接続を許可しておくこと
・直接TCP/IP接続(環境に合わせてProxyに変更する)
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パスワード設定
「SoftEther VPN Server」に初回アクセス時にパスワード設定ができます。
・「SoftEther VPNサーバ管理マネージャ」TOP画面 - 接続設定名を選択 -「接続」クリック
・「管理者パスワードの設定」ダイアログ - 新しいパスワード -「OK」クリック
※初回アクセスのみ「管理者パスワードの設定」ダイアログが起動する
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「SoftEther VPN Server」の設定
パスワード設定同様に初回アクセスに「SoftEther VPN Serer/Bridge 簡易セットアップ」が起動する。
・「SoftEther VPN Serer/Bridge 簡易セットアップ」画面 - 「リモートアクセスVPNサーバ」チェック - 「次へ」
・「SoftEther VPNサーバー管理マネージャ」ダイアログ - 「OK」
・「簡易セットアップ 仮想HUB名の決定」 - 「OK」
・「IPsec/L2TP/EtherIP/L2TPv3設定」画面 - 必要に応じて「L2TPサーバ機能を有効にする」チェック - 「OK」
これらは必須ではなく、のちほど設定も可能です。
※Ipsec事前共有鍵を設定する場合、一部のスマホ端末で9文字以下という制約があります。
・「VPN Azure サービスの設定」- 「VPN Azureを無効する」チェック -「OK」
VPN Azureを使用する必要がないため、無効化しておく。
・「簡易セットアップの実行」画面 - 「ユーザを作成する」クリック
VPN接続するユーザを作成する
・「ユーザーの新規作成」画面 - ユーザ名,本名を入力 - 認証方法「パスワード」-パスワード入力 -「OK」クリック
・「SoftEther VPNサーバー管理マネージャ」ダイアログ - 「OK」クリック
・「ユーザーの管理」画面 - 「OK」クリック
作成したユーザが作成されていることを確認する。
・「簡易セットアップの実行」画面 - 「ローカルブリッジの設定」- プライベートNICを選択 -「閉じる」
※VMで稼動している場合は、下記のメッセージがでる。
ESXiのデフォルトではプロミスモードが許可されていません。次の
「VMWARE ESXiのプロミスモードへ変更」記事を参照してくだい
・「SoftEther VPN Server」の設定完了
ESXi上のSoftEtherVPN検証環境構築手順の目次
・ESXi上のSoftEtherVPN検証環境構築手順【環境】
・ESXi上のSoftEtherVPN検証環境構築手順【ESXiのネットワーク設定】
・ESXi上のSoftEtherVPN検証環境構築手順【SoftEter VPN Serverインストール】
・ESXi上のSoftEtherVPN検証環境構築手順【SoftEter VPN Server初期設定】
・ESXi上のSoftEtherVPN検証環境構築手順【SoftEter VPN Clientインストール設定】
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