Pacemaker+DRBD+GFS2構築/GFS2/CLVMの設定と起動

Pacemaker+DRBD+GFS2構築　GFS2/CLVMの設定と起動

GFS2とCLVMに関する設定を行う。

GFS2関連の設定

■fstab編集
　GFS2をマウントする場合はfstabファイルに設定しておく必要がある。
　またGFS2のマウントオプションにnoautoを指定するとエラーとなり、マウントできない。

 # vi /etc/fstab
   /dev/drbd0     /data    gfs2    _netdev,noatime,nodiratime         0       0

※_netdevの指定（ネットワーク関連がすべて立ち上がってからmountするという意味）
　　　※DRBD,クラスタサービスの後にGFS2を起動する必要がある。


■マウントポイントディレクトリの作成

 # mkdir /data

CLVM関連の設定

■LVMのロック設定

 # vi /etc/lvm/lvm.conf
   locking_type=3

■CLVM起動

 # /etc/init.d/pacemaker start
 # /etc/init.d/clvmd start

　　※「Starting clvmd: clvmd startup timed out」となる。
　　ここでは、後工程の動作確認を進めるため、一時的にサービスを起動させる。
　　※CLVMを動かすにはクラスタエンジン(pacemaker(正確にはCMANおよびcorosync))が起動している必要がある。

■GFS2,CLVMの自動起動のOFF

 #  chkconfig clvmd off
 #  chkconfig gfs2 off
 #  chkconfig drbd off

■clvmdの自動起動停止
Pacemaker起動スクリプトにClvmdの起動停止の記述を追加する。

 # vi /etc/init.d/pacemaker
  ===========
  #startの箇所
        [ -f /etc/rc.d/init.d/cman ] && service cman start
        sleep 120
        [ -f /etc/rc.d/init.d/clvmd ] && service clvmd start

  #stopの箇所
        [ -f /etc/rc.d/init.d/clvmd ] && service clvmd stop
        sleep 10
        [ -f /etc/rc.d/init.d/cman ] && service cman stop

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Pacemaker+DRBD+GFS2構築(デュアルプライマリ構成）の構築概要

　00. Pacemaker+DRBD+GFS2構築　環境/基本情報　
　01．Pacemaker+DRBD+GFS2構築　事前アプリインストール　
　02．Pacemaker+DRBD+GFS2構築　ユーザ作成　
　03．Pacemaker+DRBD+GFS2構築　DRBDのインストール　
　04．Pacemaker+DRBD+GFS2構築　CMAN設定　
　05．Pacemaker+DRBD+GFS2構築　GFS2/CLVMの設定と起動　
　06．Pacemaker+DRBD+GFS2構築　DRBD設定　
　07．Pacemaker+DRBD+GFS2構築　GFS2フォーマットと動作確認　
　08．Pacemaker+DRBD+GFS2構築　Pacemakerのリソース登録