Pacemaker+DRBD+GFS2構築 DRBD以外のアプリインストール
DRBDは、LCMCというDRBD運用管理ツールを利用し、インストールする。(後述する)
ここでは、DRBD以外のアプリケーションをRPMでインストールする手順と事前設定/確認手順を記述する。
事前設定
・両ノード間のパケットフィルタリングは許可する。またはiptablesOFF
iptablesの設定を行った後、必ず下記のように保存し、再起動後も設定を有効にしておく。
# /etc/init.d/iptables save
・時刻同期を設定する。
利用可能なNTPサーバを設定する。下記は1つのみであるが、複数設定すること。
# vi /etc/ntp.conf
<省略>
restrict 10.100.0.100 nomodify notrap noquery
server 10.100.0.100
<省略>
各種インストール(DRBD以外)
PaceMaker,Corosync,CMAN,gfs2をインストールする。
・CMAN,gfs2のインストールする
"Resilient Storage"パッケージにCMANとGFS2が含まれている。
# yum groupinstall "Resilient Storage"
・PaceMakerとCorosyncのインストール
# yum install pacemaker.x86_64 corosync.x86_64
※上記手順を両ノードで実行する
Red Hat Enterprise Linux 6 系ではテクニカルプレビューですが、pacemakerとcorosync が同梱されています。
RedHat Enterprise LinuxにPacemakerをインストールする手順はこちらへ
次の手順[
ユーザ作成]へ
Pacemaker+DRBD+GFS2構築(デュアルプライマリ構成)の構築概要
00.
Pacemaker+DRBD+GFS2構築 環境/基本情報
01.
Pacemaker+DRBD+GFS2構築 事前アプリインストール
02.
Pacemaker+DRBD+GFS2構築 ユーザ作成
03.
Pacemaker+DRBD+GFS2構築 DRBDのインストール
04.
Pacemaker+DRBD+GFS2構築 CMAN設定
05.
Pacemaker+DRBD+GFS2構築 GFS2/CLVMの設定と起動
06.
Pacemaker+DRBD+GFS2構築 DRBD設定
07.
Pacemaker+DRBD+GFS2構築 GFS2フォーマットと動作確認
08.
Pacemaker+DRBD+GFS2構築 Pacemakerのリソース登録
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