VMware ESXiに仮想共有ディスクファイルを作成する
共有ストレージをベースとした仮想ディスクは、CIBの構成でサポートされており、VMFSデータストア上でEagerZeroedThickオプションを使用して作成する必要があります。
・仮想共有ディスクのvmdkファイルを置く場所
「/vmfs/volumes/datastore1/rac_datastore」
・仮想共有ディスクファイル名
ocr1.vmdk
・仮想共有ディスクの容量
10GB
Vmkfstoolコマンドによる仮想共有ディスクファイルの作成
Vmkfstoolコマンドを実行する方法として、ホストへログインして実行する方法とVMware vSphere CLIを起動する方法があります。# mkdir /vmfs/volumes/datastore1/rac_datastore # vmkfstools -d eagerzeroedthick -c 10G /vmfs/volumes/datastore1/rac_datastore/ocr1.vmdk※共有ディスクの容量1(10G)は、適宜希望の容量へ置き換え可能です。
> cd C:\Program Files\VMware\VMware vSphere CLI\bin > vmkfstools.pl --server ESXHost --username username --password passwd -d eagerzeroedthick -c 10G /vmfs/volumes/datastore1/rac_datastore/ocr1.vmdk※vSphereClientを利用している場合は、datastore1の部分がESXiのホスト名となります。
vShereClientによる仮想共有ディスクファイルの作成
■vShereClientによる仮想共有ディスクファイルの作成仮想共有ディスクファイルを共有ストレージとしての認識させる
上記手順で作成した共有ディスクファイルのvmdkを複数ゲストOSで共有させる設定が必要です。
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クローンで仮想マシンを作成すると不要なデバイスが認識される
Vmware(ESXi)の仮想マシンをクローンで作成すると、旧環境のネットワークデバイスを自動でバックアップします。
・不要なネットワークデバイスをGUIで削除する
・不要なネットワークデバイスをCUIで削除する
# neat
# service network restart
neatアプリでネットワーク設定をする場合、ホスト名が書き換わってしまうことがあります。
「DNS」タブのホスト名が正しいか確認した上で、設定を保存しましょう。
neatアプリ、(neat-tuiコマンド)の実行は、「/etc/sysconfig/networking/devices/」という
ディレクトリ配下のファイルを読み込み、GUI ツールに表示されます。
/etc/sysconfig/networking/devices/ 配下の不要なネットワーク設定ファイルを削除することで、neatコマンドから不要なデバイスが消えます。
# cd /etc/sysconfig/network-scripts/
# rm -f ifcfg-eth0.bak ifcfg-eth1.bak
# cd /etc/sysconfig/networking/devices/
# rm -f ifcfg-eth0.bak ifcfg-eth1.bak
neatアプリ、(neat-tuiコマンド)の実行は、「/etc/sysconfig/networking/devices/」という
ディレクトリ配下のファイルを読み込み、GUI ツールに表示されます。
/etc/sysconfig/networking/devices/ 配下の不要なネットワーク設定ファイルを削除することで、neatコマンドから不要なデバイスが消えます。
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ESXi(vSphere Hypervisor)の基本設定/運用【目次】
社内開発環境として、ESXi(vSphere Hypervisor)を活用するシーンが多くなっていると思いますESXi(vSphere Hypervisor)の基本設定/運用【目次】
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