Esxi5.1/ESXi5.0上でハイパーバイザーを稼動させる
「KVM on ESXi」、「ESXi on ESXi」、「Hyper-V on ESXi」などESXi上のゲストOSとして ハイパーバイザーを稼動させるための設定手順を示します。 ・事前確認
・仮想ホスト(ESXi5.1/ESXi5.0)の設定変更
・仮想マシンの設定変更
ESXi上でハイパーバイザーを稼動させるための事前確認
■ESXi5.1の事前確認https://[your-esxi-host-ip-address]/mob/?moid=ha-host&doPath=capability※有効になっている場合は、「ESXiの設定変更」は行う必要はありません。
仮想ホスト側(ESXi5.1/ESXi5.0)の設定変更
■/etc/vmware/config追記# vi /etc/vmware/config
vhv.allow="TRUE"
# vi /etc/vmware/config
vhv.enable = “TRUE”
「構成」メニュー -> 「ハードウェア」 「ネットワーク」 -> 「仮想スイッチ」->「プロパティ」
「仮想スイッチ」プロパティ 編集
セキュリティ->ポリシー例外->無差別モード:承諾
仮想マシン側の設定変更
■仮想マシンのプロパティ変更 対象の仮想マシンアイコン右クリック -> 「設定の編集」
「仮想マシンのプロパティ」画面 -> 「オプション」タブ -> 「全般」->「構成パラメータ」
「構成パラメータ」画面 -> 行の追加 -> 下記パラメータ記入 -> 「OK」
hypervisor.cpuid.v0 = “FALSE”
「仮想マシンのプロパティ」画面 -> 「オプション」タブ -> 「CPUIDマスク」->「詳細」
「CPU認識マスク」画面 -> レベル「ecx」 -> 下記パラメータ記入 -> 「OK」
Level1 ECX: ---- ---- ---- ---- ---- ---- --H- ----
「仮想マシンのプロパティ」画面 -> 「オプション」タブ -> 「CPU/MMU仮想化」-> 下記選択 ->「OK」
Intel VT-x/AMD-Vを命令セット仮想化に使用し、IntelEPT/AMD RVIをMMU仮想化に使用
「仮想マシンのプロパティ」画面 -> 「オプション」タブ -> 「一般オプション」->「ゲストOS」 -> 「その他」-> 「VMware ESXi 5.x」 ->「OK」
対象の仮想マシンアイコン右クリック -> 「仮想ハードウェアのアップグレード」
grep --color=auto -E '(vmx|svm)' /proc/cpuinfo flags : fpu vme de pse tsc msr pae mce cx8 apic sep mtrr pge mca cmov pat pse36 clflush dts acpi mmx fxsr sse sse2 ss syscall nx rdtscp lm constant_tsc arch_perfmon pebs bts xtopology tsc_reliable nonstop_tsc aperfmperf pni pclmulqdq vmx ssse3 cx16 sse4_1 sse4_2 popcnt aes xsave avx lahf_lm ida arat xsaveopt pln pts dts tpr_shadow ept vpid flags : fpu vme de pse tsc msr pae mce cx8 apic sep mtrr pge mca cmov pat pse36 clflush dts acpi mmx fxsr sse sse2 ss syscall nx rdtscp lm constant_tsc arch_perfmon pebs bts xtopology tsc_reliable nonstop_tsc aperfmperf pni pclmulqdq vmx ssse3 cx16 sse4_1 sse4_2 popcnt aes xsave avx lahf_lm ida arat xsaveopt pln pts dts tpr_shadow ept vpid※何も表示しない場合は、上記手順を再度見直してください。
# lsmod |grep kvm
kvm_intel 54285 0 kvm 333172 1 kvm_intel※インテルのCPU(Intel VT)の場合は、kvm_intelが読み込まれます。
ESXiの仮想マシンをOVF形式で移行する
ESXiには、異なる仮想化エンジン(ESXi,KVM,Xen)間で仮想マシンのイメージファイルを相互やりとりができるOVFのエクスポート・インポート があります。ESXiで仮想マシンのOVFエクスポートする手順
・「vSphere Clien」経由でESXi5サーバにログインESXiで仮想マシンのOVFインポートする手順
・「vSphere Clien」経由でESXi5サーバにログインESXi5のデータストアファイルをコピーするゲストOS/仮想マシン複製(クローン)手順
vCenter購入していれば、「クローン作成」ボタンよりゲストOSの複製が行えるが、 無償版Vmware「vSphere Hypervisor」の場合、その「クローン作成」機能がない。ゲストOS(仮想マシン)の複製
■ゲストOS(仮想マシン)の関連データの複製複製した仮想マシンの登録
複製した仮想マシンをESXiに登録する。複製した仮想マシンの起動
複製した仮想マシンの初回起動時に、必要な作業を説明します。[I copied it]を選択することで、初回起動にUUID(固有ID)を変更される。(MACアドレスなど)
仮想マシン複製後のネットワークエラー対応
IPアドレスの設定変更し、NICの起動しても、下記のエラーがでてNICが起動しない場合の対応手順を説明します。Device eth0 does not seem to be present, delaying initialization■ネットワークエラー対応手順
VMware vSphere 構築・運用レシピ |